2013年6月26日:石油技術協会の見学旅行で北茨城市五浦海岸周辺の地質巡検案内をしました.

2013年6月26日,石油技術協会春季講演会期間(6/25-28)に行われた見学旅行Aコース「常磐地域南部の新生界:メタン冷湧水炭酸塩コンクリーションと石城層の石炭層」において,北茨城市五浦海岸~中郷の地質巡検案内(安藤寿男 教授,武田 翔 博士前期課程2年)をしました.

 

見学会には石油探鉱技術者を中心に39名が参加しました.午後からは雨模様となり条件はよくありませんでしたが,

(1) 五浦海岸大五浦の新第三系中新統九面(ここづら)層における国内最大規模の炭酸塩コンクリーション密集層化学合成化石群集

(2) 長浜海岸における多賀層群基底の海底チャネル群の構造と層序関係,

(3) 十石(じゅっこく)トンネル上の白水層群石城層の石炭層と上位の河川堆積相

について見学し,石油探鉱にも繋がるようなトピックを紹介しました.

[ページ先頭へ戻る]