2017年7月10日:日本古生物学会和文誌「化石」の白亜紀特集号完結!

2016年1月29日(金)に日本古生物学会第165回例会(京都大学 時計台記念館100周年記念ホール)で開催された,シンポジウム「白亜紀の層序学・古生物学の進展と環境変動」の講演に基づく総説論文集がこのほど完結します.

これは,安藤教授が日本古生物学会和文誌の「化石」に共同編集者として携わった,「化石」発行100号記念の特集に掲載されたものです.実際には,2016年9月31日発行の100号,2017年3月31日発行の101号,そして2017年9月31日発行予定の102号に収められている,以下の一覧に示す論文集です.

論文集では,層序・国際対比・堆積盆復元・動植物化石相・古環境変動等に及ぶ広範な内容をカバーしており,日本人研究者による最新の白亜紀研究の全貌が概括的に総説されています.論文集の構成は,特に100-101号に掲載された分について,下記の2に概要が紹介されています.

いずれの論文も日本古生物学会のWebsiteの出版物のコーナー

和文誌「化石」 電子閲覧のページでダウンロードすることができます(102号は予定).

http://www.palaeo-soc-japan.jp/publications/fossil/

 

シンポジウム論文集「白亜紀の層序学・古生物学の進展と環境変動」

特集:「化石」100号記念(1) 100号

1.高橋雅紀・安藤寿男,弧‐海溝系の視点に基づく日本の白亜紀陸弧の配置.pp.45-59.

特集:「化石」100号記念(2) 101号

2.安藤寿男,白亜紀の層序学・古生物学―学会シンポジウムと「化石」特集号に見る日本の白亜紀研究の軌跡―.pp.19-21.

3.柴田正輝・尤 海魯・東 洋一,日本の恐竜研究はどこまできたのか?:東・東南アジアの前期白亜紀恐竜 フォーナの比較.pp.23-41.

4.和仁良二,白亜紀アンモナイト古生物学の近年の進展:特に北太平洋地域に注目して.pp.43-59.

5.西田治文・ルグラン ジュリアン,被子植物侵入にともなう日本の白亜紀フロラの変化.pp.61-67.

6.高嶋礼詩・西 弘嗣,白亜紀の火成活動と温暖化・環境変動.pp.69-74.

7.長谷川 卓,白亜系の国際対比:最近の動向.pp.75-80.

特集:「化石」100号記念(3) 102号(印刷中)

8.守屋和佳,温室時代における海洋表層環境.

9.安藤寿男・高橋雅紀,白亜紀古日本陸弧―海溝系の復元:日本列島の白亜紀地質記録からの再考.

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