2017年11月2日:水戸啓明高校でサイエンス講演会

2017年11月2日(木)に,水戸啓明高校のサイエンスフロンティアコース1〜2年生を対象とする,サイエンス講演会で,安藤教授が講師を務め,「化石少年の夢-地球科学者への道のり-」と題するお話しをしました.

この中で,茨城大学理学部や地球環境科学コースを紹介したほか,就職や将来の職業経路(キャリアパス),研究者になる道のりなど,いろいろな話題を提供しました.また,これまでの研究内容の概要に加えて,茨城県内での大型化石発掘のエピソードとして,北茨城市五浦海岸の新生代新第三紀中新世の巨大ザメ歯群,大子町の中新世大型哺乳類(シカ,ゾウ,サイ)および鳥類足跡化石,常陸大宮市の中新世長鼻(ゾウ)類ステゴロフォドン)を紹介しました.

そして,本年1月28日に放映されたブラタモリ水戸編のビデオを見せながら,取材時のエピソードや水戸啓明高校周辺の水戸の自然や地質についてその重要性を解説しました.最後に持参したひたちなか市の白亜紀層(那珂湊層群)の異常巻きアンモナイトの実物標本を見せながら,化石の意義や面白さを熱く語りました.

これには,高校生から幾つかの質問もあって,その疑問に丁寧に答えることができ,有意義な講演会となりました.

[ページ先頭へ戻る]