2018年6月25日：3月に博士前期課程を修了した大学院学生の投稿論文が国際誌に受理
このたび，2018年3月に大学院博士前期課程を修了した増川玄哉氏の投稿論文がElsevierの国際学術誌である Cretaceous Research （和訳：白亜紀研究）に受理され，出版が決定しました．
この研究は，ひたちなか市の平礒〜磯合海岸に露出する白亜系の那珂湊層群から産出した化石群のうち， Didymoceras nakaminatoense で代表される，異常巻きアンモナイトの古生物学的記載を行い，特に Diplomoceras sp.については成体の形態復元を行ったものです．理工学研究科博士前期課程の修士論文とまとめた内容の一部を別途英文として，論文投稿したものです．
6月28日にはScience DirectのCretaceous ResearchのArticles in pressに掲載されましたので，近日中に通常号で出版の運びとなります．
Genya Masukawa and Hisao Ando, 2018 in press, Implications of the late Campanian–early Maastrichtian heteromorph-dominated ammonoid assemblages of the Nakaminato Group, central Honshu, Japan. Cretaceous Research. https://doi.org/10.1016/j.cretres.2018.06.018