ニーデン・イチノロフ博士を日本(茨城大学・金沢大学)に招へいしました.

2010年10月28日~11月4日に,ニーデン・イチノロフ博士(Dr. Niiden Ichinnorov:モンゴル科学アカデミー古生物研究所)を日本(茨城大学・金沢大学)に招へいしました.

これは,現在行っている海外学術調査「白亜紀中期における陸域湿潤化:温室地球システム解明に向けたモンゴル白亜系調査」(代表者:平成21-23年度)のモンゴル側の共同研究者を招へいしたものです.日本側の研究の進捗状況を確認してもらい,モンゴルで採取した試料の分析手法や研究手法について,実験室に並べられた試料を前にして討論したり,実際の分析機器を用いてどんな分析を行っているのかを検討するためです.

10月29日には理学部地球環境科学コース地質学・岩石鉱物学ゼミでゲスト講演として「Paleontology of Mongolia」という話題を提供してくれました.モンゴルゴビ砂漠における白亜紀恐竜研究の一端や自身の白亜紀花粉分析の成果を,迫力ある標本写真や露頭写真でわかりやすく紹介してくれました.

10月30~31日には茨城大学での試料調査会,11月2日の金沢大学での研究打ち合わせ会と,短期間ながら充実した滞在となりました.

[ページ先頭へ戻る]