2019年4月23日:五浦美術文化研究所「天心記念館」の展示リニューアルに安藤教授が協力

北茨城市五浦海岸にある,茨城大学五浦美術文化研究所内の天心記念館で,展示を全面的にリニューアルするにあたって,「茨城県北ジオパーク構想」のコーナーが新設されることになりました.

安藤教授は,上田ほか(2005)安藤(2011)で論文発表した内容を基に,「五浦海岸—天心たちを魅了した奇岩景観はどのように作られたのか?」,「奇岩の成り立ち—五浦の炭酸塩コンクリーションの形成過程」と題するパネルを作成しました.その中で,六角堂を建てた岡倉天心が感銘を受けたという,五浦海岸の景観を成す奇岩 (地質学的には炭酸塩コンクリーションと呼ばれる) について,化学合成二枚貝化石群集が密集する岩石標本(五浦観光ホテル大観荘敷地から産出)とともに詳しく解説しています.

この展示は4月17日に公開され,その様子は茨城新聞や日本経済新聞でも取り上げられ,茨城大学のホームページでも紹介されています。

https://www.ibaraki.ac.jp/news/2019/04/17010346.html

 

「五浦海岸—天心たちを魅了した奇岩景観はどのように作られたのか?」

天心記念館_解説パネル_五浦海岸_A1_奇岩景観.pdf

「奇岩の成り立ち—五浦の炭酸塩コンクリーションの形成過程」

天心記念館_解説パネル_五浦海岸_A1_奇岩の成り立ち.pdf

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