2021年 11月30日：博士後期課程の社会人大学院生である加藤太一さんの論文が日本地質学会が発行する英文誌Island Arcに出版
このたび安藤研究室の社会人博士課程の学生である加藤太一さん（ミュージアムパーク茨城県自然博物館学芸員）の投稿論文が日本地質学会が発行するWiley Online Journalの英文国際誌Island Arcに受理され（10月25日），このほど正式に出版されました．
出版論文
Kato, T., Nakajima, Y., Shiseki、K. and Ando, H., in press, Advanced mosasaurs from the Upper Cretaceous Nakaminato Group in Japan. Island Arc, 30, 12341.
この論文は茨城県ひたちなか市の平磯海岸に露出する上部白亜系那珂湊層群から産出した海生大型爬虫類であるモササウルス類の2個の尾椎骨を詳細に形態記載して，cf. Plotosaurus sp.と同定し，生物地理学的，進化学的な意義を論じたものです．
この数年の一連の那珂湊層群の研究の成果（研究室Websiteの発表論文A55, 63, 65, 67）の総括にもなっており，準備中の学位論文の一部をなすものです．