2011年8月9-15日: 北海道白糠町のパシクル沼でトレンチ調査を行いました.

2011年8月9〜15日に北海道白糠町の馬主来(パシクル)沼で完新世のカキ礁のトレンチ調査を行いました.これは,基盤研究(B)「現世および化石カキ礁の形成過程から解明する古環境とカキ類の古生態変遷」(代表者:平成22-24年度)の現地調査となります.重機を使って計5つのトレンチを掘削し,カキ礁や堆積物の観察・スケッチ等を行いました.安藤研究室からは博士課程の重野と学部4年の上原が参加しました.

 

また,8月11・12日には共同研究者でもある産業技術総合研究所の七山太主任研究員によって,地元住民を対象とした「化石カキ礁と巨大津波痕跡を巡る観察会」と講演会が開かれました.その時の様子は,白糠町広報釧路新聞で紹介されました.

 

重機によるトレンチ掘削の様子。

 

カキ礁と堆積物をしっかり観察。(白い部分がカキの化石。)

 

カキ化石や堆積物の特徴・構造を詳しく記載・スケッチ。

 

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