2011年8月3-14日: モンゴルゴビ砂漠南東部の白亜系湖成層の調査を行いました.

2011年8月3~14日に,モンゴルゴビ砂漠南東部のジュラ〜白亜系の湖成層の地質調査を行いました.これは,海外学術調査「白亜紀中期における陸域湿潤化:温室地球システム解明に向けたモンゴル白亜系調査」(代表者:安藤寿男,平成21-23年度)の3回目の調査となります.今回は,シネフダグ(Shine Khudug)地域において,白亜紀前期(アプチアン期:約1億2000万年前前後)のシネフダグ層のトレンチ掘削調査を中心に,精密な堆積相層序の確立を目指しました.調査に参加したメンバーは,安藤寿男教授,長谷川精博士 (北海道大),ニーデン・イチノロフ博士(モンゴル科学アカデミー),村田崇行(博士前期課程1年)です.

2011年度調査メンバー.前列右より,1人目が長谷川精博士,3人目がイチノロフ博士,4人目が安藤教授,5人目が村田.

 

砂漠のど真ん中でつるはしをふるう現地スタッフの青年.すでに浅い溝になっています.

 

さらに掘り続けること半日.ようやくトレンチが完成.

 

25cm毎に資料を採集.これを6日間続け,掘ったトレンチの総長は100mを越しました.

 

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