茨城大学五浦美術文化研究所に六角堂の津波被害の説明看板が設置されました.

 茨城大学五浦美術文化研究所(北茨城市)に,2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う津波被害の様子を伝える看板が設置されました.六角堂の消失や天心邸浸水の様子が紹介されています.

 看板には六角堂周囲の調査でコンクリート壁の破壊や植物の転倒痕から,最大波の浸水高は7.3mと測定されたことや,五浦海岸が太平洋に面した奥まった内湾地形のために,茨城県内で最大の津波遡上記録を示したことなどを被害模式図や写真を用いて解説しており,被害の規模や茨城大学東日本大震災調査団地質災害グループの調査結果を後世に残す意味で重要な役割を担っています.

 ご来所の際には是非ご覧ください.

津波看板

看板設置の様子

  • 北茨城市五浦海岸における震災・津波被害調査の様子はこちら

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