2016年4月1日：ワークショップ「白亜紀古気候研究の最前線」で発表と討論
2016年4月1日： 2016年3月28日（月）の午後に海洋研究開発機構 横須賀本部で行われたワークショップ「白亜紀古気候研究の最前線 」で研究発表と討論を行いました．
ワークショップ「白亜紀古気候研究の最前線」のご案内
日程：2016年3月28日（月）
会場：国立研究開発法人海洋研究開発機構 横須賀本部 本館3階第会議室
プログラム：http://www.jamstec.go.jp/ods/j/topics/pdf/cretaceous_workshop_20160328.pdf/
発表：
Hisao Ando (安藤寿男)
Paleoenvironmental and paleoclimatic reconstructions from Jurassic-Cretaceous lake deposits in southeast Mongolia
(モンゴル南西部のジュラ紀−白亜紀湖成堆積物記録から復元する古環境と古気候)
概要：2009年より開始した，モンゴル南東部ゴビ砂漠のジュラ紀−白亜紀の湖成泥岩相を対象とする，特に海洋無酸素事変期の気候変 動や古気候についての国際（日蒙中独）共同研究の概要を紹介した．岩相・無機化学層序による堆積サイクル解析，放射性同位体年代， 有機化学分析による有機物生産者と古水温の推定，無機化学組成による古風化度解析，大型化石産出様式，花粉組成変化による植生解析 などの最新の成果を披露して，今後の研究の展望を要約した．
