モンゴル白亜系調査の試料調査会を茨城大学理学部で開催しました.

2010年10月30~31日に,本年8月に行ったモンゴルゴビ砂漠南東部の白亜系~ジュラ系湖成層の地質調査で採取した堆積物試料についての調査会(サンプリングパーティ)を,茨城大学理学部で実施しました.

現地調査を取り仕切った,モンゴル科学アカデミー古生物研究所ニーデン・イチノロフ博士(Dr. Niiden Ichinnorov)をはじめ,モンゴル白亜系調査隊の国内メンバー(長谷川 卓(金沢大),太田 亨 (早稲田大),長谷川 精・山本 正伸(北海道大))が参加しました.今年度の調査の成果,昨年からの研究の進展,今後の展望などについて検討しました.

これには4年生の村田崇行が一員として加わり,博士課程の薗田哲平,4年の武田 翔も支援要員として作業に携わりました.

11月1日には,福井県恐竜博物館を訪問,2日に石川県白山市白峰化石調査センター訪問,手取層群の化石壁の見学の後,2日午後には金沢大学の長谷川卓氏,長谷部徳子氏の実験室で研究打ち合わせ会をしました.

白峰化石調査センターで所蔵化石標本を観察

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