2020年12月16日:秋田大学国際資源学部で集中講義を行いました.

12月12日(土)と13日(日)の2日間,安藤教授は秋田大学国際資源学部の3年生向けの集中講義「資源地球科学特別講義I」を行いました.当初は秋田大学の教室で対面で行う予定でしたが,オンラインでの遠隔授業となりました.古生物学の基礎として,化石の種類や意義に始まり,タフォノミーや化石化作用,大型化石に基づく古生態系復元の基礎概念を講義した後,中生代の地球生命史の一端として,恐竜の盛衰や絶滅を含む陸海生態系の概要を紹介しました.最後に日本における中生代の地史を記録する地層の層序や分布・古地理を,これまでの研究のトピックを交えて解説しました.
他大学での非常勤講師は1997年以来9大学10回目の節目を刻む講義となり,受講生からの感想文からは,大きな刺激や強い印象を与えるものになったようで,高評価となりました.15時間を超えるパソコンでの画面を通しての授業は,受講生の大変さもさることながら,やればできてしまうのかという異次元の境地を垣間見たようでした.


集中講義の授業内容

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