2021年3月23日:令和2 (2020) 年度卒業式 研究室から2名の大学院学生が修了

コロナウィルスの影響で,令和2(2021)年度茨城大学卒業式は,昨年に引き続いて茨城県武道館ではなく,各学部,研究科の学科・専攻(コース)単位で理学部の各教室内で小規模に行われました.
講堂で全学総代のみが参列する式典をライブ配信で視聴した後に,学部,博士前期課程,博士後期課程に分かれて,学位記伝達式が行われました.

理学科地球環境科学コース恒例の卒業・修了記念写真では,今年は業者を呼ばずに自分たちのカメラで皆で門出を祝うショットに収まりました.

安藤研究室からは,北畠京祐さんが大学院博士前期課程を修了し,飯泉克典さんが大学院博士後期課程を修了しました.

茨城大学理学部第8講義室において行われた、博士後期課程の学位授与式では,太田寛行学長より学位が手渡され,飯泉克典さんが、安藤研究室5人目の博士(理学)となりました.

学位論文題目
飯泉克典 「日本の中新世長鼻目Stegolophodon pseudolatidens の系統分類および形態学的研究」

飯泉さんは,人文学部を卒業後,県内の市役所の職員を務めながら社会人として,安藤研究室で博士前期課程,博士後期課程を修了し,化石ゾウの研究で,この度晴れて学位を取得することになりました.
2011年12月に,水戸市内の私立高校に通う高校生が,常陸大宮市の露頭で見つけて全国的な話題となった,ゾウ化石(Stegolophodon pseudolatidens ステゴロフォドン 県の化石に指定:日本地質学会)の茨城県博・茨城大共同発掘調査メンバーとして参加し,このたびの学位論文の研究素材としても扱っています.


地質岩鉱ゼミ卒業修了記念写真


学位授与式の様子


学位授与式の様子2


修了生と記念撮影

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