2011年9月12-13日:日本地質学会(水戸大会)の見学旅行(D班,G班)の案内をしました.

2011年9月12-13日

安藤研究室では,茨城大学で開催された日本地質学会第118年学術大会・日本鉱物科学会2011年年会合同学術大会(水戸大会)の見学旅行で,以下の2コースの案内者を務めました。巡検案内書は12月末に会員配付され,CD-ROM版として学会で販売されます。

また,安藤教授は水戸大会の見学旅行準備委員会の委員長を務めましたが,昨今の事情により実施が危ぶまれたコースがあったにもかかわらず,募集した10コースの見学旅行の全てにおいて,大きな変更や支障もなく充実した内容で実施されました。

 

D班:常磐地域の白亜系から新第三系と前弧盆堆積作用 
案内者:安藤寿男,柳沢幸夫・小松原純子(産総研地質情報研究部門),アシスタント:4年 武田 翔,一般参加者18名,2011年9月12〜13日の1泊2日

写真1.安藤が北茨城市五浦海岸の下部中新統最上部高久層群九面層から産した炭酸塩コンクリーションブロック中に含まれる化学合成群集を説明

 

写真2.北茨城市五浦海岸の大五浦で炭酸塩コンクリーション岩礁を観察

 

写真3.北茨城市五浦海岸の大五浦の階段下で炭酸塩コンクリーションの形状や化石産状を観察(静岡大 延原氏)

 

写真4.集合写真。いわき市大久町山ノ田 始新統白水層群石城層の扇状地成河川成礫岩層の巨大採石場(第一石産運輸)

 

写真5.写真4での小松原純子氏の説明の様子

 

写真6.福島県広野町北沢の双葉層群笠松層の巨大露頭の前で.左端は柳沢幸夫氏

 

写真7.いわき市久ノ浜漁港の湯長谷層群三沢層を侵食する多賀層群の海底チャネル充填層の不整合

 

 

G班:常陸台地の第四系下総層群の層序と堆積と堆積システムの時空変化 
案内者:大井信三(博士後期課程),横山芳春(博士前期OB),アシスタント:4年 上原 亮,3年 池田悠人,一般参加者10名 ,2011年9月12日の日帰り

写真1.大洗町大貫町.木下層剣尺部層下部の開析谷充填層下位の清川層の層相について説明する案内者

 

写真2.鉾田市上幡木 藪層から木下層まで,全層序が見られる常陸台地下総層群の模式地

 

写真3.行方市新原 木下層剣尺部層下部の泥層に挟まれるテフラを観察

 

写真4.行方市新原 集合写真

 

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